あのNewsweekにも電子化の波
2012年10月19日付けで、ロイター、BBC、ウォールストリートジャーナルで報じられたが、世界で一番認知度の高い雑誌が、12月31日に雑誌スタンドで出回る分で紙媒体が廃止される。引き続き、タブレットやスマホで今までどおり、購読可能である。
2005年から、Newsweekの購読者数は、ピーク時に購読者が3万人いた時より、その半分の1.5万人に落ちていた。
あの「Big Issue」もデジタル化へ
またイギリスでは、10月29日より、試験的にマンチェスターで「Big Issue」のデジタル版が街頭で売られるようになるとBBCが10月25日付けで報じている。
オンラインアクセスコードが記載されたチケットを雑誌の代わりに売るようになる。紙ではなく、タブレットやスマホなどを使用してオンラインで読みたいと考える購買層にアピールしたいとのことである。
出版界のデジタル化
Forbesでは、Newsweekのデジタル化に対して、「出版界の死なのか、Newsweekだけの死なのか」というような見出しの記事が出ていた。
上記の両者とも、タブレットとスマホで読みたい層に訴えかける手段が必要だったためと言っている。タブレットとスマホの最近のめざましい定着は、Newsweekという歴史のある伝統的な雑誌のデジタル化を促すものだったようだ。
日本もキンドル・ホワイトペーパーが最近投入されたことによって、このような動きが促進されるかもしれない。

Newsweek紙版終了 BBC
http://www.bbc.co.uk「Big Issue」デジタル化へ BBC
http://www.bbc.co.uk