わずか590円で読み放題
auを展開するKDDIが12月上旬から、月額590円と低料金で読み放題の定額の電子書籍サービスを開始することを10月18日の冬商戦向けモデル発表会で発表した。
準備期間と視られるサービス開始当初は、「ゴルゴ13」や「鉄腕アトム」などをはじめ、漫画、雑誌から小説や写真集まで500冊を用意し、来年4月までは有料のアプリ取り放題サービス加入限定で提供し、その後、一般利用にまで拡大する予定だ。
定額制で競争力高める
一般利用ができるようになる来年4月までに、漫画や雑誌などおよそ3000冊ものタイトルを揃える予定で、NTTドコモなどとの競争が激化する中、定額制にし、お買い得感を出して競争力を高める狙いだ。
今回の冬商戦向けモデル発表会ではこの他に、新規 (MNPは除く)又は機種変更で、KDDIの冬モデルのスマートフォンを購入した人を対象に基本使用料が最大で1年間半額になる「スマホ基本使用料半額キャンペーン」を実施し、料金割引サービスを強化し新規顧客を開拓したい考えだとみられる。
また、先日11日のドコモの冬商戦向けモデルのスマートフォンと同様に今回のKDDIの冬商戦向けモデルの発表会で発表されたスマートフォン9機種は、いずれも高速通信を可能とする「LTE」に対応しており、各社、高機能化や工夫した料金設定で火花を散らしている。
対応端末は、Android搭載端末のみで、iPhoneには対応していない。

月額定額制で電子書籍が読み放題!「ブックパス」新登場
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2012/1017a/「スマホ基本使用料半額キャンペーン」の実施について
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2012/1017e/