ソフトバンクとの競争激化へ
米Appleが発表した「iPad mini」と第4世代iPadのCellularモデルの販売に、ついにKDDIが乗り出した。Appleのウェブサイトでも両社からデータ通信プランが提供されることが告知されている。iPhoneに続き、ソフトバンクモバイルとKDDIが競合、LTE競争もからんで、それぞれどのような料金プランを打ち出し、どんなサービスを提供するかなど、利用者にとっても選択肢が増え、両社の顧客獲得競争がさらに激化しそうだ。
ウェブサイトで紹介
Appleのウェブサイトでは、iPad miniとiPadのCellularモデルの詳細ページで
通信事業者
以下の通信事業者がiPad mini向けのデータサービスを提供しています。通信事業者ごとに様々なデータプランが用意されています。データプランについては、通信事業者のウェブサイトをご覧ください。(Apple iPadサイトより)
と2社を紹介している。
auも24日付けで「au初となるiPadの発売について」と題してプレスリリースを発表。
KDDI、沖縄セルラーは、iPad mini および第 4 世代 iPad を近日中に発売します。iPad 向けに、お客さまの使い方に合った料金プランをお選びいただけるようにご用意し、お客さまは高品質なauの4G LTEを利用して最大75Mbpsでの高速通信をお楽しみいただけます。(auホームページより)
と、参入を公にした。発売日については「近日中」としているが、AppleはiPad mini Wi-Fiモデルを11月2日、Wi‑Fi + Cellularモデルも11月下旬に発売するとしており、環境が整えばauもこれに準じた対応をするとみられる。
KDDIは昨年秋のiPhone 4SからiPhone販売に参入したが、今年3月の第3世代iPad発売は見送っていた。10月になり、KDDIがiPad miniを発売する方向で調整中と報じられたが、同社はコメントを発表していなかった。

Apple iPad サイト
http://www.apple.com/jp/ipad/au
http://www.au.kddi.com/index.html?bid=au_gn_0006ソフトバンク
http://mb.softbank.jp/mb/customer.html