不正アプリ導入の防止機能と情報保護機能を開発
東芝は6日、企業で利用するAndroid搭載タブレット向けに、不正アプリ導入の防止機能とタブレット内情報を保護する機能を、日本アイ・ビー・エムとともに開発したと発表した。
これまでAndroid搭載端末は、ウィルス対策ソフトなどがユーザー権限で動作するため、全てのアプリを検知できても起動の禁止や除去は難しかったが、新たな機能では、企業が許可しないアプリの導入を防ぐほか、導入された不正アプリの起動を禁止し強制的に消去する機能を備えている。
このほか、SDカード・USB・Bluetoothの利用を制御しアプリ開発用の通信機能を無効にすることで、外部端末からのプログラム書き換えを防止してタブレット内情報を保護する機能もある。
今回の両社による開発は、モバイルPC向けに販売している「東芝スマートクライアントマネージャー」に続くもので、今後は東芝のタブレットにも高度なセキュリティー機能を搭載することで、ビジネスにおける端末選択の多様化を支援するとしている。

発表記事
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2012_11/pr_j0601.htm