11月と12月にそれぞれ発売
10月1日、楽天がkindleやiPadに対抗し、電子書籍端末「kobo」の新機種「kobo glo(コボグロー)」と「kobo mini(ミニ)」を国内で発売すると発表した。また、従来機のコボタッチは、価格を6980円に値下げした。
発売日と価格は、「kobo glo」が11月15日から出荷開始予定(予約受け付け中)で、7980円。「kobo mini」が12月中旬発売開始予定で6980円。
kindleやiPadに対抗
今月発売の「kobo glo」は、照明機能が組み込まれた6インチ画面を搭載し、ベッドルームなどの暗い場所でも読書が可能となっている。記憶容量は、書籍の場合は約3万冊、漫画の場合600冊〜1500冊を持ち運べ、SDカードで容量を増やすことも可能で、小型ながらたくさんの本を持ち運ぶことができる。
12月発売の「kobo mini」は、小型化にこだわって開発され、重量は、わずか134グラムしかなく、超軽量で持ち運びに便利だ。
今回発表された2機種とも販売が好調なkindleやiPadに対抗して発売したとみられ、今後、楽天も含めた電子書籍端末の勢力図はどのように変わっていくのか注目していきたい。
楽天はカナダの電子書籍大手コボを1月に買収し、7月に電子書籍事業に参入した。端末のトラブルに見舞われたが、書籍数は当初の約1万9000点から約6万5000点に拡大しており、「年内に20万点を目指す」という考え。

楽天「kobo」
http://kobo.rakuten.co.jp「kobo glo」
http://item.rakuten.co.jp/rakuten24-kobo/i001281088016/?scid楽天が「kobo」新端末投入
http://www.sankeibiz.jp/business/news/121102/