スマホ近づくと検知
11月8~9日に東京国際フォーラムで開かれたNECのイベント「C&Cユーザーフォーラム & i EXPO2012」でスマートフォンを持った人が近づいたことを検知する「スマホセンサー」を参考出展した。
2013年実用化目指す
この「スマホセンサー」は、2013年初頭の実用化を目指しており、店舗の近くにいるユーザーに情報を提供したり、常連客が来店したことを店側が把握するなどの用途向けに開発された。
特定のユーザーに効果的な宣伝可能
スマートフォンが発する無線LANのフレームを検知する技術で受信機を店舗に設置すると検知したフレームからサーバーでユーザーを割り出すことがきる。
所有者を割り出したユーザーがサービス会員のユーザーであれば店舗情報をプッシュ通知でき効果的な宣伝が可能で、常連客など特定の客の来店を促すことができる。
この「スマホセンサー」は、スマートフォンの無線LAN機能がONになっていると常時検知できる技術で、無料無線LANスポットが増えてきていることから、常時無線LAN機能をONにしておくユーザーは今後増加していくとみられ、活用次第で店の売り上げをアップさせることができそうなシステムである。

NEC
http://jpn.nec.comNECが「スマホセンサー」開発
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0903V_Z01C12A