21日から使い勝手を改善
携帯電話各社は、月々の携帯料金の確認や各種設定の確認・変更が手元で出来るサービスを提供しているが、ユーザーからは、なかなか目指す情報にたどり着けないという不満の声も聞く。
そんな声に応えてか、ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、孫正義代表取締役社長)は、契約者対象のサービス「My SoftBank」(パソコン版/ iPhone ・スマートフォン版)を21日、リニューアルする。
より便利に操作性高く
ソフトバンクモバイルはこれまでも、トップページや料金案内ページを改善してきたが、今回、さらなる使いやすさを目指した。主な内容は、オプション契約を表示する画面構成を見直し、「ご加入状況」を見分けやすく変更した。たとえば、変更したい「情報サービス」について、これまで加入状況表示のみだったものを、ワンクリックで情報サービスの詳細にとべるようになる。
また、料金サービス、割引プランの変更についても、より分かりやすいインターフェースに変更。申込時に各オプションのサービス内容を調べやすいよう、ヘルプ機能も追加する。iPhone、スマートフォン版のページは、スマホ用に最適化した表示に変更する。
サービス競争は歓迎
国民の多くに携帯電話が行き渡り、利用者の増加率が頭打ちとなる携帯電話サービスにおいて、電話番号が変わらないモバイル・ナンバー・ポータビリティー(MNP)が導入されて以降、キャリアの乗り換えの垣根がぐっと低くなった。
このため、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの3社を軸に、ユーザーの“奪い合い”が激化。同じパイの中だけに、ユーザーが1人移動すれば、移動元と移動先の差は統計上2人と、シェア争いに大きな影響を与えることになる。
各社は、ユーザー囲い込みのためのさまざまなザービスを打ち出しており、今回のソフトバンクモバイルの対応もその一環とみられる。利用者側にとって、各社が競い合いながらより利便性の高い、利用者に優しいサービスを打ち出すことを、大いに歓迎したい。

ソフトバンク
http://mb.softbank.jp/mb/customer.html