富士フイルム株式会社は、LEDバックライトと、高精細・広視野角の液晶ディスプレイを採用した、省エネ設計のデジタルフォトフレーム3機種を、2010年2月20日から発売する。
今回リリースされるのは、3種類のデジタルフォトフレームだ。全機種でLEDバックライトが採用されており、従来機と比較して半分の消費電力を実現している。また、上下・左右176度の広視野角があり、見る角度を限定することなく美しいデジタル映像が鑑賞できる。
『DP-1020SH』では、シャープが新開発した10.2型の「新モード液晶」ディスプレイを採用し、デジタルフォトフレームで初めて、従来比2倍となる2000:1の高コントラストを実現している。『DP-700SH』では、8.5型「ASV液晶」ディスプレイが採用されており、鮮やかなデジタル映像が楽しめる。『DP-700SH』は、7.0型「ASV液晶」ディスプレイが採用されたコンパクトなデザインに仕上がっている。なお、価格はいずれもオープンとなっている。
SDHCやメモリースティックなど計15種類のメディアに対応すると共に、USB端子を使えばPCからのファイル転送も手軽に行える。また、赤外線通信にも対応しているため、携帯電話などからのファイル転送も簡単だ。
デジタルフォトフレームは液晶を採用しているため、バックライトが必須となる。ならば、より低い電力で明るいLEDのバックライトを選ぶのは正しい選択だろう。また、暗くなると自動的に消灯してくれるのも便利で、さらなる省エネを可能にしてくれる。

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http://fujifilm.jp/(編集部 清水昭)