スムーズな意思疎通を目的とする
株式会社Beat Communicationは、社員同士やアルバイト間にて1対1およびグループでチャットが可能となるメッセージアプリの、『Beat Messenger(ビートメッセンジャー)』を2015年7月21日から提供している。価格は100ユーザー月額5万円から。
このアプリは、デスクワークの社員とコンビニ・レストラン・百貨店・レジャー施設で働く社員およびアルバイトが施設内を移動しつつ、歩きながらコミュニケーションを取れる手段としてフロー型のメッセージングサービスを位置づけている。
機能および利用シーン詳細
機能としては、次のようなものがある。
・トーク機能
1対1もしくは複数人で誰でも自由にトークが可能となる。途中参加のメンバーでも過去のログが閲覧できるため、スムーズなコミュニケーションができる。
・既読機能
相手がメッセージを閲覧したかどうかが分かる。
・デバイス管理機能
利用端末を管理画面側で制御が可能。仮に社員が端末を紛失しても、不正アクセスによる情報漏えいが防げる。
アプリの利用シーンは次のようになっている。
・営業間で商談報告および、客先で分からなかった内容を、社内の誰かに確認するといった緊急性の高いコミュニケーションに利用。
・接客のすきま時間を利用し、業務連絡や本部からの指示確認に利用する。ほかにも社員がアルバイト育成のためにコミュニケーションツールとして利用したり、シフト連絡のやりとりをしたりする。
・顧客の声や、現場の抱える業務課題といった、現場に出ないと分からない情報をリアルタイムに本社が把握することができる。
なおこれまで、Beat Communicationが提供してきたストック型社内SNS「Beat Shuffle」の利用者もそのまま『Beat Messenger』へユーザー同期をすることが可能である。
この製品は、2015年度中に新規で100社の導入を目標としている。