ゲリラ豪雨や台風に備えたバージョンアップ
日本気象株式会社が提供している、気象対策ツールである「お天気クラウド」は、ゲリラ豪雨や台風シーズンが来るのに備えて、大幅に強化を行った。
お天気クラウドはゲリラ豪雨や落雷の危険性を逃さずその都度メール通知するため、それらの危険が防止できるほか、現場の降雨予測や台風接近が10日先まで分かるようになったのと、予報地点の自由な変更・設定が可能になったので、その予報を元にして作業計画を組めるため、作業コストの最適化をすることができる。
さらに今回の機能強化から、スマートフォン・タブレットにも対応したため、屋外でも安心が得られる。
機能特長および活用場面
お天気クラウドの特徴としては、次のようなものがある。
1)総合的な気象対策が可能
2)10日先の予報を活用して、作業コストの最適化をはかれる
3)予報地点を自由に設定および変更することができる
そのためお天気クラウドが役立つ場面としては、次のようなものがあげられる。
1)土木、建築といった工事現場での活用
2)ドローンの飛行のさいは、風予報を提供したうえで、飛行のスケジュール管理ができる
3)ビルなどの施設を管理できる
4)港湾、船舶航行の管理をおこなう
5)ゴルフ場といった屋外レジャー施設運営の際のスケジュール管理
蓄積されているビッグデータを効率よく活用している
気象の情報はいままで、多岐にわたって膨大なデータ量が蓄積されていたが、これまでは分散管理されていたため、活用がされていたとは言いがたい。だがお天気クラウドではこれらを自動的に収集・分析して一元管理ができる。
なおお天気クラウドは、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に(NETIS番号:KT-150026-A)として登録された。なおお天気クラウドの利用料は初期費用を不要とする月額7,000円(税抜)である。
利用可能環境は、メールが受け取れる環境があること、使用できるブラウザは、Ver.9以降のInternet Explorer、Google Chrome、Firefox、Safariで使用可能であり、試用可能端末はPC、iPhone、iPad、Androidスマートフォンおよびタブレットとなっている。

日本気象株式会社 プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/67857日本気象株式会社 お天気クラウド
http://n-kishou.com/corp/service/management/cloud/