アプリケーションのリリースは11月2日より
ジャパンシステム株式会社が新規事業として推進している屋内LBS(屋内地図システムと屋内測位を活用し、高精度施設案内サービスを可能とするもの)ビジネスにおいて、スマートフォン向け屋内地図&位置情報アプリケーションサービスの名称を「Japan Indoor Map(ジャパン インドア マップ)」に決定した。なおこのシステムは2015年11月2日にリリースする。
屋内の店舗での位置情報も確認することが可能
ジャパンシステムは、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック開催のための環境整備に向け、国土交通省「東京駅周高精度測位プロジェクト検討会」が2015年1月下旬に実施している「高精度測位社会の実現に向けた東京駅周辺における実証実験」に協力団体として参画し、地磁気測位に関する実証実験を行うなどをして、屋内位置情報における技術検証を重ねてきている。
そしてこの技術を「Japan Indoor Map」に活用し、顧客へのサービス向上を図る方針だ。
「Japan Indoor Map」はデパートやショッピングセンター、家電量販店から駅、空港といった約100の屋内地図および位置情報を提供するアプリケーションサービスである。
このアプリを使用することによって、「銀座・有楽町」「新宿」「お台場」といったエリアごとの店舗情報の表示や、施設内の目的地までのルート案内が可能となる。
なおアプリは日本語での提供のほか、ビザの大幅緩和や消費税免税制度拡充にくわえて、アジア地域の経済成長に伴って海外旅行の需要が拡大し、増えた訪日外国人を対象に、「中国語コンシェルジュ」や「免税店」といった情報を中国語(簡体字・繁体字)および英語で提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)

ジャパンシステム株式会社 プレスリリース
http://www.japan-systems.co.jp/news/2015/150901.html