Android版はFeliCaリーダーがいらない
株式会社ソウルウェアは、今までiOSバージョンのみのリリースだったクラウド型勤怠管理・交通費精算ソリューションの「kincone」のAndroidバージョンを2015年11月26日にリリースしたことを発表した。
「kincone」とは、手持ちのSuicaやPASMOなどのICカードをFeliCaリーダーまたはNFC機能付きAndroidスマートフォンにかざすだけで勤怠情報と交通費情報をクラウドで管理することができるシステムだ。
なお今後の開発によって、AndroidスマホにKinckone機能が付いてないものでも、USB接続のFeliCaリーダーにて読み取りが可能となる。
外出の多い営業担当の社員が毎月の交通費をインターネットで確認したり、Excelに入力したりといったところで発生する”見えないコスト”が大幅削減可能である。
Android版の利点
iOSバージョンとAndroidバージョンの違いは、これまで必要だったFeliCaリーダーが不要となり、NFC機能付きAndroidスマートフォン本体のみでICカードの交通費情報の読み取りが可能となった点である。
前述のようにiOSバージョンはFeliCaリーダーといった機器により初期費用がかかるのに加え、携帯性の理由から会社入口での設置をメインとして利用されてきた。
しかしAndroid版ではNFC機能付きのAndroidスマートフォン本体さえあれば、すぐさま「kincone」を利用することが可能となる。
くわえて導入費用がスマホおよびサービス料金以外にはかからないため個々の社員が携帯することがたやすいシステムとなった。
このように、外出先での勤怠管理が手軽に行えるようになったため、課題となっていた「長期出張等でICカードの20件以上前のデータが消える」という心配もなくなった。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ソウルウェア プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/82135