迷惑電話を自動ブロック
株式会社ライドアンドコネクトは、提供しているアプリの「電話帳ナビ for Android」に、迷惑電話を自動ブロックするという「自動着信拒否機能」の提供を開始した。
「電話帳ナビ for Android」は、着信番号から相手先情報を検索・表示するアプリである。
始めてかかってきた電話番号でも、電話帳ナビのデータベースに登録されている情報から相手の情報を参照できるようになっているため、知らない番号からかかってきた電話でも安心で応答ができる。
データベースおよび人工知能の2要素で判断を行う
アプリのデータベース保有番号件数だが、国内番号件数は1億件以上、過去判断実績は12億件数をほこっている。
これはユーザーからの投票による「迷惑電話度データ」および、独自開発の人工知能が電話の内容を推測・判断する「危険電話番号通知システム」の2要素によるものである。
人工知能のシステムはアクセス加速度、地域特性、番号傾向など20以上のデータと蓄積された過去の情報から電話の内容を推測・判断する仕組みとなっている。
なおシステムのデータベースはリアルタイムに犯罪性の高い電話番号の情報収集・分析を行うことによって速報性を高めている。
くわえてこのデータベースは、犯罪に利用されている電話番号のほか、セールス・勧誘といった迷惑電話に利用される電話番号も収集して自動ブロックを行う。
開発の背景には架空請求の手口の変化がある
アプリの自動着信拒否機能が開発された背景には、以前の架空請求の方法は携帯にメールを送りつけて、それを見て不安になったユーザーに電話をかけさせる方式が主流だったが、最近は詐欺グループ側から多数の携帯電話に自動発信・自動音声にて電話をかけて現金をだまし取る方法が主流となってきたからである。
そのため、迷惑電話をアプリが自動的にブロックすることによってユーザーが安心して電話応答ができる「自動着信拒否機能」が開発された。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ライドアンドコネクト プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/82039