クラウドファンディングで初日に目標金額達成
株式会社協和は、和歌山が大河ドラマ『真田丸』ゆかりの地(関ヶ原ののち徳川家康と敵対したため、紀州で14年間隠遁生活を送っている)であることから、真田幸村をイメージした「高級スマホケース」を地元の職人とともに開発した。
株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディングの運営するクラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」にて予約販売を開始したところ、公開初日3時間29分にて目標金額を達成したため、資金が調達できた。
2016年1月12日から2月26日まで、Makuakeのほうでプロジェクトを公開しつつ支援をひきつづき募集したのち、3月には公式サイトで販売するはこびとなっている。
なお、Makuakeにてプロジェクト支援を行ってくれた人すべてに、九度山・真田ミュージアムの入場券を贈呈している。支援コースによっては、非売品のポストカードは一級畳技能士による畳ざぶとんや、Makuake限定の『真田丸』ロゴ入り限定モデルをプレゼントするとしている。
商品概要
商品のほうだが、大河ドラマ『真田丸』のライセンス商品となっており、商品名は『すまほぶくろ・不惜身命パッケージ』として666個の限定で販売する。Makuake限定モデルは大河ドラマ『真田丸』のロゴが入っている。なお詳細は、MakuakeのプロジェクトページURLに記載されている。
和歌山は日本三大皮革産地として数えられていることもあり、ケースには和歌山産の高品質な牛革スエード『きのくにレザー』を使用しているだけではなく、木工職人による手作りの桐箱や、畳職人によるミニ畳、そして本物の寛永通宝を装飾している。
この「すまほぶくろ」開発の背景だが、和歌山には優れた技術があるものの、光があたっていない産業が数多く存在する。このプロジェクトは地域活性化の取り組みとしての意味ももち、和歌山の産業や職人にスポットを当て、なおかつ和歌山の職人のみで作り上げた品である。

株式会社 協和(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/86753