幕末に活躍した歌川国芳の作品を中心にした浮世絵展
東京都練馬区の練馬区立美術館では2016年2月19日(金)から2016年4月10日(日)までの期間、『国芳イズム-歌川国芳とその系脈 武蔵野の洋画家 悳俊彦コレクション』を行う。
歌川国芳は寛政9(1798)年生まれの浮世絵師である。武者絵の国芳として一世を風靡したと同時に、幕府の禁制が強まったさいには、その独特なセンスと反骨精神において禁制をくぐり抜けた絵師としても有名だ。くわえて無類の猫好きでもあり、多数の猫の浮世絵も描いている。
悳俊彦は、風土会に所属し、一貫して武蔵野の自然を描く洋画家だが、いちはやく歌川国芳や、月岡芳年(国芳の弟子である)といった幕末・明治期の浮世絵に着目し、収集していたコレクターでもある。
そしてそのコレクションは、国内はもちろん海外でも高い評価を得ている。
今回が初公開となる浮世絵作品も
この展示会では悳俊彦氏の集めた幕末・明治期の浮世絵コレクションを紹介すると同時に、悳俊彦氏の油彩画も併せて紹介するものとなっている。なお、この展示会が初公開となる浮世絵作品も多数含んでいる。
休館日は毎週月曜日(ただし3月21日は開館し翌22日が休館日となる)で、開館時間は10:00から18:00(最終入館は17:30)までである。
(画像はホームページより)

練馬区立美術館 開催中・これからの展覧会
http://www.neribun.or.jp/