サービス残業問題を解決するためのアプリ
会社の労働問題として「サービス残業問題」がいまだに多くある。それについては残業代未払いがあっても請求できない『泣き寝入り状態』や、さらには未払いの残業代があることに気がついていないという、『泣き寝入りにすら至っていない状態』といったものがある。
今回株式会社日本リーガルネットワークは、これら「サービス残業問題」の解決・低減を目標としたAndroid端末用アプリの『残業証拠レコーダー』の無料配布を開始した。iOS版は2016年6月上旬に、こちらも無料で配布する予定である。
簡単な操作で残業時間の計測が可能
このアプリはサービス残業をはかるための機能がある。
・サービス残業をさせられている。本来の残業代がいくらか知りたい。
・毎日、長時間労働だけど、会社は残業代は発生しないと言っている。
・残業代を請求したいけど、タイムカードがないし、証拠がない。(プレスリリースより)
といったケースに対応できるアプリとなっている。
なおこのアプリは、残業代請求を扱っている弁護士が、労働基準法の示談・裁断の流れをもとに開発されている。
同時に法律の判例、通達等を組み込んだ画期的な推計システムとなっているだけでなく、サービス残業の示談や裁判の流れを前提に開発した証拠システムとなっている。
このアプリは約10個の簡単な質問に答えるだけで、残業代がもらえる状態かどうかが分かるだけでなく、スマホのGPSで、会社のオフィス・店舗・工場および取引先にいた時間を計測し、残業代を出すことができる。
他にもシフト制や変形労働時間制、フレックスタイム制の人々でも計測が可能なのにくわえて、休日が特定の曜日に決まっていない人も利用ができる。

株式会社日本リーガルネットワーク プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/102701