女性向けキュレーションプラットフォームアプリの「MERY」
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)の子会社で、女性向けキュレーションプラットフォームアプリの「MERY」を運営する、株式会社ペロリは2015年7月より提供を開始したiPhoneおよびAndroid端末向けアプリの「MERY」が、提供開始から約10カ月で500万ダウンロードを突破し、現在もダウンロードを伸ばし続けていると発表した。
なおこの「MERY」アプリはもともと2013年4月より開始した、WEBにてキュレーションプラットフォームとして運営していたサイトをアプリ化したものである。
ユーザー数の順調な増加は、2015年12月、2016年4月に2度にわたるTVCMを放映した効果のほか、現在はネットを見る場合スマートフォンしか使わないスマホユーザーが多くなっているため、プラットフォームをアプリにも広げた点も要因となっているだろう。
ユーザーの中心はF1層
さらにユーザー利用動向に関する調査を2016年3月に行った結果、「MERY」ユーザーの割合は約7割が20代・30代女性が占めていることが分かった。
このように中心はF1層(20歳から34歳までの女性)だが、サービスの発展が進むにつれ、これまでより幅広い年齢層、たとえば15歳から19歳のいわゆるハイティーンがユーザーの26%を占めているほか、F2層(35歳から49歳の女性)も利用しているキュレーションプラットフォームとして成長している。
なお、「MERY」ユーザーは、ファッションや美容を中心として、一般女性(MERY非利用者)に比べ、平均消費額が2倍以上高く、これらの分野に対し購買意欲が高い、つまり「かわいくなる」ための出費を惜しまない購買層といえる。

株式会社DeNA プレスリリース
http://dena.com/jp/press/2016/05/24/1/