売掛補償サービスの『URIHO』を開始
株式会社ラクーンの連結子会社である株式会社トラスト&グロースは、2016年8月上旬を目処に、中小企業を対象としたネット完結型の新しい売掛補償サービスである『URIHO(ウリホ)』を開始することを決議した。
このサービスは年商5億円以下の中小企業が利用可能な、業界初のネット完結型の売掛補償サービスである。
売掛補償サービスとは、商品の営業利益で回収していない金銭が、取引先の遅延や倒産といった何らかの原因で未回収になったとき、補償会社が取引先に代わって売掛金を払うサービスだ。
年商5億円以下の企業でも利用が可能
企業間取引の売掛債権を保障するサービスは既にあるものの、比較的規模の大きい企業をターゲットとしたものばかりである。
しかしこの年商5億円以下の企業は約82万社と、全体の80%を占めており、潜在需要の大きいマーケットであると位置づけて、アプローチ方法を検討課題としてきた。
そこで、申込から与信審査、履行の依頼に至るまでインターネットを活用して自動化で利便性を向上させ、さらに利用企業の獲得についてもネット広告などで積極的にインターネットを活用することで、効率的に獲得できると判断した。
これによって『URIHO』は、従来ターゲットにできなかった年商5億円以下の企業に対して売掛補償サービスの提供が可能となった。
これまでトラスト&グロースが培ってきたノウハウを使用する
くわえて『URIHO』は、トラスト&グロースが「T&G 売掛補償」でこれまで培ってきた経験より蓄積したノウハウで、信用を与えることが難しいとされる規模が小さく、リスクの高い零細企業にも保証をかけることができるのも特徴としている。
『URIHO』の普及により、日本の大部分である中小企業の活性化を促進させると同時に、なくてはならないサービスに成長させることを目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ラクーン プレスリリース
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