広告支援ツールを日本で独占販売
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下DAC)は、旅行会社のデータを活用して、マーケティングソリューションおよびデータ分析事業を提供するADARA, Inc.(以下ADARA)と業務提携したと発表した。
今回の戦略的提携で、DACはADARAが持つ日本で調査したユーザー情報を活用した旅行業界向けの広告商品をADARAと共同開発し、独占販売するのに加え、ADARAデータを活用した広告商品の販売契約を行う。
なお広告配信はDACの連結子会社である株式会社プラットフォーム・ワンの「MarketOne」をはじめ、さまざまな広告支援ツールにて行われる。
データの掛け合わせによる開発
DACではこれまで多種多様なクライアントの市場でのニーズに応えるため、テクノロジーの開発およびデータ拡充に取り組んできた結果、オンライン上の行動データを基にした約1,000種類のオーディエンスプロファイルデータおよび、国内最大級の、正味月間4.5億となるブラウザのデータを所有するに至った。
一方ADARAは、航空会社やホテルチェーン、旅行サイトなど90社以上の旅行関連企業の1st Partyデータを統合して顧客への伝達や、ブランドとユーザーの結びつきといった、マーケティングに役立つ洞察情報を企業に提供している。
さらにADARAはグローバルパートナー企業との提携で、月刊で正味4.3億のユーザー、そしてトータルでは10億以上のユーザープロファイルを保有しているため、航空券やホテルなどの検索情報や予約状況、旅行期間を使用料と組み合わせることにより、旅行関連のキャンペーン情報のみではなく、他業種への市場へも多数の宣伝実績を持っている。

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 ニュースリリース
https://www.dac.co.jp/press/2016/20160621_adara