世界40カ国のPC・モバイルにおける検索エンジンを調査
グローバルマーケティングにおけるコンサルティングサービスを提供しているアウンコンサルティング株式会社は、世界40カ国のPC・モバイルにおける主要検索エンジンシェアを調査した。
その結果、40カ国中35カ国にてGoogleのモバイルシェアが90%を占める結果がみちびきだされた。PCにおいても2015年11月以降も、台湾でのGoogle検索エンジンシェアが上昇し80%を維持して安定したこともある。
(なお、検索エンジンとは検索クエリを提携する会社およびブランドを指すため、日本で最も人気のあるポータルサイトの「Yahoo! JAPAN」だが、そのエンジンは「Google」であるため扱いはGoogleとなる。同様の理由で、「Yahoo! 台湾」および「Yahoo! 香港」はBingとなる)
Googleはモバイル検索での機能向上を行った
くわえてGoogleはモバイルにあわせた機能向上を行った。
スマートフォンに慣れたユーザーは、PCでも同様の目線で画面を見る機会が多くなったため、右側の広告枠のクリック率が低下してきたこともあり、広告枠の削除が行われた。
2016年10月19日時点ではYahoo! JAPANにおいても右側の広告表示枠が削除されている。
なお今回検索エンジンシェア情報を取得した40カ国中、前回同様Googleは35カ国でモバイルシェア90%以上の1位、36カ国では2位がBingとなっている。1位と2位の間はかなり開きがあるため、直近ではこの勢力図が変化することはないと思われる。
これらの結果から、Googleは名実ともに、俗にいわれているような『検索の巨人』となったといえる。
(画像はプレスリリースより)

アウンコンサルティング株式会社 プレスリリース
https://www.auncon.co.jp/corporate/2016/1109.pdf