「クックパッド」データ使用のビックデータサービスより
クックパッド株式会社が提供している「たべみる」サービスによる分析結果と「クックパッドニュース」のアクセス数をもとにしたデータによって2016年を代表するおうちごはんトレンドキーワードを選出し、2016年11月30日に発表した。
この「たべみる」は、「クックパッド」の検索・アクセスデータを活用したビッグデータサービスだ。毎日更新が行われており、食のトレンドを先取りすることが可能であり、個人向けのスマホサービスと、法人向けのPCサービスがある。
クックパッドによると今回の番付は、2016年1月1日から11月29日までの期間、「クックパッド」で検索された約8万種類の検索語が対象となっている。
2016年のヒットキーワード
2016年は東西ともに横綱には「時短調理の味方」が選出された。東は『週末作り置き』が、西は『無限○○』という「一度食べるとヤミツキになり、無限に食べられてしまう」ということが名前の由来である調理方法がヒットした。
東の横綱だが、これには食事の支度に時間がかけられない共働きの家庭はもちろん、さまざまなライフスタイルのニーズに応えることが可能であるという理由がある。クックパッドでは「味噌玉・野菜玉」「塩金平」といった新しいヒットメニューも生まれたことが人気を表している。
西は「無限ピーマン」というメニューがヒットによってSNSで広く拡散したこともあり、このレシピが一大ブームを巻き起こした。使う材料も少なく、切って混ぜ、レンジで温めるだけという汎用性の高さもあり、きのこ、なす、もやしといった派生レシピも多く生まれた。
そして大関は糖質制限ダイエットがブームになったため、東が「糖質制限」となったほか、SNSでの写真シェアが増大した背景があったため、西は写真写りのよい(このことを『フォトジェニック』と呼ぶ)野菜のことを表す「フォトベジ」となった。
なお2017年のヒットには万能調味料である「トマト味噌」が早くも注目されている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社クックパッド プレスリリース
https://info.cookpad.com/pr/news/press_2016_1130「たべみる」サービス
https://info.tabemiru.com/