アイリスオーヤマ株式会社は、60W相当の明るさで実売2,500円のLED電球「ECOLUX(エコルクス)」など2タイプ8製品を発売した。
コストパフォーマンスは良好
今回発売された「ECOLUX」には、スリムタイプと軽量タイプの2種類がある。さらに60Wタイプと40Wタイプがあり、それぞれに白色相当と電球色相当が用意される。全部で8つのバリエーションとなる。
スリムタイプは、根元が白熱電球よりも細く、ソケット付近が狭い照明器具でも安心して使える。さまざまな照明器具にマッチする汎用性のある形状だ。一方の軽量タイプは、75gという業界トップクラスの軽さを実現している。軽量なため、複数の電球を取り付ける照明器具に適している。
本製品の特長は、何といっても価格の安さだ。60W相当の明るさで実売2,500円を実現している。これにより、1年間使用した場合、白熱電球とほぼ同じコストになる。同社の試算によると、製品代と電気代を合わせた年間コストは、「ECOLUX」60W相当で2,808円、白熱電球で2,576円だが、2年目以降は「ECOLUX」が逆転し、以降その差はさらに広がるという。
価格はオープンだが、市場想定価格は、60W相当タイプで2,500円前後、40W相当タイプで2,300円前後となっている。
Editor's eyes
「まだ高価」と思っていたLED電球も、気が付けばこの価格である。導入後1年で白熱電球と同等のコストになるならば、もはや迷う必要もないだろう。後は、他のメーカーがこの価格を追ってくるのか、あるいは機能で差別化してくるのかが気になるところだ。
アイリスオーヤマ株式会社リリース