
たい焼きはたこ焼き・今川焼と並ぶ「買い食い商品」。白いたいやきが流行って繁華街にもたい焼き屋が立ち並ぶようになったが、下高井戸など東京都内の商店街には、昔ながらの皮に豆乳あん・うぐいすあん・チョコレートなどを包んだたい焼きがつつましく店を構えていたりもする。
ところでこのたい焼き、モチモチの白い皮が流行する前はカリカリに揚がった香ばしい皮が魅力。餡のほとんど詰まっていない尻尾の部分も、重曹が少し混じった香ばしい苦みが堪えられない。鯛の形だからこそ味わえる、余り皮のおいしさ。実は買ってからしばらくすると、皮が湯気でぼってりしてしまうので、この味にはありつけなくなってしまう。
家庭用たい焼きメーカーはサイズも小さく、一個ないし二個、好きなときに焼ける。チーズクリームなど塩気のあるクリームは外でもよく売っているが、マヨネーズが合う。小さめのレタスとハムが合う。汁気を抜けばトマトもいい。白い皮ならぬ白餡のたい焼きもオツである。
もちろん、白いたい焼きも作れる。販売元の会社は店頭販売だけでなく、白いたい焼きのミックス粉も販売しているので、皮も好みの種類を選んでこれる。
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