
飲みたい時に必要な量だけ簡単にお湯がわかせる、電気ケトルに人気が集まっている。
しかし、国民生活センターによれば、「蒸気と熱湯が噴出し、ヤケドした」、「コンセントにつなぎっぱなしにしていたら、プラグが発熱して溶けた」などの、電気ケトルによる事故および不具合が寄せられているという。
国民生活センターは、電気ケトルの取り扱い説明書には、「本体を転倒させない」、「不安定な場所で使用しない」などの注意書きがあるが、「給湯ロック」付き機能のない製品は、転倒時に注ぎ口や上ブタ周辺から容易に湯がこぼれるため、ヤケドの危険があるとしている。事故防止の観点から、給湯ロック機能付きの製品が良いと発表した。
タイガーの電気ケトル
タイガーの電気ケトルは、
「転倒流水防止構造」、「本体二重構造」、「通電自動OFF」の3つの機能が付いた安全・安心設計である。
万一倒れてもお湯もれを抑える構造になっており、フッ素加工ステンレス製内容器と樹脂製本体の二重構造により本体が熱くなりにくい。また、沸とうすると自動的にスイッチが切れる。
この電気ケトルの湯わかし時の消費電力は、1300Wとかなり大きい。15A(アンペア)以上の単独コンセントで使用し、他の製品と同時に使用することは避けたほうがよさそうである。
タイガー 電気ケトル