パナソニック株式会社は、新型のデジタルコードレス・普通紙パーソナルファクス「おたっくす」シリーズを2010年8月6日に発売する。
タッチペンで書いた原稿をそのまま送信
本製品は、世界初となるタッチペン・オペレーションが採用されたパーソナルファックスだ。本体に装備された4.9型の大型タッチパネルディスプレイに、付属のタッチペンでA4サイズ原稿を書き込み、そのまま送信できる。
また、受信したファクスを液晶画面で確認してからタッチペンで文字を書き加えて返信したり、通話中などにメモとして液晶画面にタッチペンで文字を書き込んだりすることもできる。
本製品は、操作パネルが全面タッチパネル化されており、操作ボタンなどがないスッキリとしたデザインに仕上げられている。数字パネルで画面をスクロールさせることができるため、届いたファクスの確認や、手書き文書を作成する際にスムーズに操作することができる。
数々の安心機能も本製品の特長のひとつだ。例えば、通話を自動で録音できる「フル録音」では、発信時・着信時共に通話内容をSD/SDHCメモリーカードに保存することができる。さらに、相手に名乗ってもらってから電話に出るかどうかを決められる「あんしん応答」機能も搭載されている。
親機の本体サイズはH86mm×W296mm×D191mmだ。カラーバリエーションとしてシルバーとブラックの2色が用意される。製品バリエーションとして子機が2台付属するタイプも用意されている。なお、価格はいずれもオープンとなっている。
Editor's eyes
普通紙タイプのファックス機では、印刷コストが気になるところだが、本製品では液晶画面で内容を確認できるため、必要なものだけ印刷することができる。また、ファックスを送信する際も、わざわざ紙に書く必要がないのだ。紙の使用量を必要最低限に抑えることができる、エコなファックス機といえるだろう。
パナソニック株式会社リリース