東芝は、株式会社シマノ(以下、シマノ)が自転車メーカー向けに供給する電動アシスト自転車用コンポーネントのバッテリーシステムとして、二次電池『SCiB』を供給することを発表した。
今回供給される製品は、『SCiB』セルを組み合わせた電池モジュールで、電池特性を最大限に活かすため、セルの監視・保護機能を備えたバッテリーマネージメントシステムを搭載している。
同モジュールは、シマノが、欧州の電動アシスト自転車市場向けに年内に供給開始予定の新製品に搭載される予定で、モジュールに備えられた、走行中及びブレーキ制動時のエネルギーを電力に変え、充電する回生機能を、シマノのモーター、インバーターシステムと組み合わせることで、走行距離の延長が可能なつくりとなっている。
充電器を探す手間を考えるならば、自然に充電できるのであればそれが一番望ましいというもの。発電の楽しさを実感できるようになれば、太陽光や風力のような自然エネルギー発電への関心は高まるにちがいない。
東芝リリース