NHK朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』も放映され、まだまだ注目度の衰えない漫画家、水木しげる。そんな水木氏の故郷、鳥取県境港市に妖怪たちのブロンズ像が並ぶ「水木しげるロード」がオープンしたのは1993年の事だが、いまそれを海を超えて、島根県隠岐の島まで延長させるプロジェクトが進んでいる。
踊る水木サン、河童、琵琶ぽくぽく……水木マニア垂涎!
水木しげるロードではこれまで、JR境港駅(通称鬼太郎駅)から水木しげる記念館まで約800mの間に、水木氏がデザインした139体の像が設置されているが、隠岐の島に新たに設置されたのは8体。
もし水木しげるロードとして知名度を得られれば、2年前に中村小学校敷地内に作られた「武良(むら)まつりで踊る水木先生」を含め、9体が追加される事になる。
隠岐の島町中村地区にある集落「武良郷」は、水木氏の本名である“武良 茂”のルーツとして本人の太鼓判を受けており、縁は十分。プロジェクト関係者は、境港からフェリーで訪れる観光客に期待を寄せている。
「福かっぱ大明神」の祠にちなんだ“河童”をはじめ、地元特産のサザエにちなんだ「さざえ鬼」など怖くも可愛らしい妖怪たち。機会があれば是非見に行ってはいかがだろうか?
境港市観光ガイド隠岐の島、水木しげるロードの妖怪たち